離職票【退職証明書をダウンロード・用紙がもらえる条件・エクセルの様式・pdf・書き方・事業主はいる・いらない】
離職票は、正式に「雇用保険被保険者離職票」と呼ばれています。
離職票が必要なのは退職者です。
使用目的としては、ハローワークで失業保険を受給するためです。
離職票はいる?いらない?
離職票はいります。
ハローワークで手続きする際に、離職票がないと手続きできないんですね。
離職票は失業保険の給付金額を定める、大事な判断材料になります。
用紙がもらえる条件としては、退職予定日が定まっていることや、すでに退職したことです。
転職先がすぐ決まって入社すれば失業保険は不要です。
失業保険を受給しない場合には、離職票もいらず、企業に発行してもらわなくていいでしょう。
退職後はハローワークで転職活動する!というあなたに、離職票は必要です。
退職後にスピーディーに離職票を受け取れるように、早めに企業に離職票の発行を求めましょう。
人事に伝えれば用意してくれるはずです。
離職票は退職後10日以内に発行される?
離職票は、退職者が失業給付を受ける際に必要です。
会社は離職票を発行する義務があるため、退職者から言われたら速やかに発行します。
尚、退職者から申し出がなくても、企業側から自動的に発行する場合もあります。
その際は、退職してから10日以内に発行されるでしょう。
離職票には1と2があります。
- 1…マイナンバー、名前、給付金の振込先
- 2…離職証明書。過去半年間の給料、出勤日
離職票のpdfの用紙はこちらです
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/doc/info_1_e7_01.pdf
離職票と退職証明書が似ている!
離職票と混同しやすいのが退職証明書です。
どちらの書類も退職した時に発行しますし、退職したことを証明する書類です。
その点では共通しています。
ですが、退職証明書は失業保険を受けるために必須というわけではないのです。
一方で退職証明書は失業保険を受ける際、必須となる書類です。
退職証明書は転職先が決まった後にい必要になる場合があります。
というのも、転職先の会社から、入社手続きの際に退職証明書を求められることがあるからです。
退職したのは事実で当然でも、転職先では万が一のトラブルに備え、証明書を求めるのです。
あなたが重複して二つの会社に勤務していないかを、精査するためです。
退職証明書があれば、本当に退職して今はどこにも勤めていないことが証明できます。
転職先が、必ず退職証明書の提出を求めるとは限りません。
離職票は、国がハローワークを通じて発行する公的な文書ですが、退職証明書は会社が個人に発行する私文書となります。
離職票は細かく様式が決まっていますが、退職証明書は特に決まったルールがありません。
書き方はシンプルです。
【退職証明書に記載すべきこと】
- 退職した日づけ
- 働いた期間
- 退職前の給料
- 退職理由
などの項目が記されていれば、退職証明書が成立です。
自由な書式でいいため、雛形を使わなくても作りやすいでしょう。
退職証明書をダウンロードする時
下記のリンクでは、ワードややエクセル版の退職証明書のテンプレートを扱っています。
雛形を活用して作成する場合は、ぜひ参考にしましょう。
ワードやエクセルの様式
https://www.bizocean.jp/doc/category/88/
個人事業主に離職票はいる?
個人事業主は離職票がいるかというと、いりません。
フリーランスや自営業の方は、離職票がいらないのです!
正確にいうと、離職票を発行できないのです。会社員と違い、個人的に仕事や経営をしている人は、「労働者」ではないからです。