建設発生土情報交換システム【とは・エラー・指定処分・の利用・対象工事・cobris・ログイン】
建設業に関わる方は、「建設発生土情報交換システム」について知っておくといいでしょう。
建設発生土情報交換システムとは何か?
建設発生土が発生する公共の対象工事について、
- 設計
- 見積
- 発注
- 施工
- 完了
に至る経緯や利用に関する最新情報を提供するシステムです。
建設発生土の工事間、建設発生土情報交換システムを利用すればさまざまな情報がわかり、有意義に使えるでしょう。
建設発生土情報交換システムの利用にはログインが必要なので、会員登録をしておくといいです。
建設発生土情報交換システムのログイン画面はこちらです
https://www2.recycle.jacic.or.jp/hasseido_login/
建設発生土情報交換システムのマニュアル
https://www.recycle.jacic.or.jp/pdf/easy_hd_man_public.pdf
建設発生土情報交換システム=cobris
建設発生土情報交換システムは、「cobris」と呼ばれています。
cobrisでは、半年間のお試しサービスがあります。
本来は有料になります。
どのくらいの料金がかかるかは、下記の一覧でわかるでしょう。
https://www.recycle.jacic.or.jp/shinsei/ryokin_8.html
オンライン方式か代行方式かによっても、料金は違います。
年度利用料金は定額制なので、変わることはありません。
月割りや日割りのシステムは適用不可です。
建設発生土情報交換システ、指定処分の対象は?
指定処分が定められています。
下記が指定処分になるので、チェックしておきましょう。
- 公共の処分場
- 海面埋め立て工事
- 公共のごみ収集スペース
- 圃場整備や区画整理等
建設発生土情報交換システムの利用をする時
建設発生土を搬出、搬入する全部の工事が建設発生土情報交換システムの対象です。
工事間の利用をするためにも建設発生土情報交換システムに登録が必要です。
工事現場から50キロメートル内の工事間まで範囲を広げて検索、調整ができます。ただし、一部の工事は登録を省略できます。
建設発生土情報交換システムの利用にあたっては、建設発生土情報交換システムの運営要項を確認しておくといいでしょう。
指定処分として計算する時
建設発生土の量に関係なく、
- 運搬費用
- 処分費用
- 廃棄費用
を適正に計上します。
尚、処分費についてはしばらくの間
残土受け入れ地の関わる処理費となります。
廃棄量は受け入れ地での受け入れ料にあたります。
建設発生土情報交換システムのログイン時にエラーが出てしまう時
建設発生土情報交換システムを利用しようと思ってログインしているものの、
エラーが表示されることがあります。
もしエラーが出た場合、パスワードが誤っている
可能性があります。
パスワードをなくして正しいものがわからなくなった場合、
初期化するといいでしょう。
パスワードリセットの手順は下記の通りです。
https://www.recycle.jacic.or.jp/pdf/shinsei_pw_shoki.pdf
継続手続きをしていないと利用停止になる
建設発生土情報交換システムは、継続手続きを
2020年6月までにしなければなりませんでした。
この期限までにしなかったユーザーは、利用停止になっています。
かつてはログインがスムーズにできても、今は
ログインできないでしょう。
今後も建設発生土情報交換システムを利用したい場合には、
再登録の手続きが必要です。