個人事業主 開業届【出してない・必要書類・書き方・国税庁・ダウンロード・出さない・青色申告承認申請書】
個人事業主としてビジネスをしているけれど、開業届を出さなくてはいけないのでしょうか?
また、普段は会社員で、副業として個人事業主の仕事をしている場合も、開業届は必須でしょうか?
その場合、個人事業主の用紙はダウンロードできるのか、必要書類には何があるのかご紹介していきます。
個人事業主は開業届を出すもの?
基本的には、個人事業主は開業届を出すものです。
しかし、現実的には出さずに個人事業をしている人も多いです。
ただ、開業届を出しておくと、社会的に事業主として認められるだけでなく、確定申告の時に青色申告が出せます。
個人事業主の開業届を出さなくても罰則はないですが、出した場合の特典は得られません。
青色申告で確定申告をしたくても、開業届を出していないとできないのです。
個人事業主の開業届では、仕事内容や所在地、個人の名前、業種や屋号を書きます。
屋号はお店の名前のようなものです。
例えばレストランに「大戸屋」がありますが、この場合、屋号は「大戸屋」となります。
屋号は空欄のまま出しても問題はありません。
個人事業主の提出先は?
個人事業主の提出先は国税庁だと思っていませんか?
確かに、最終的には国税庁が個人の開業届の管理をするでしょう。
しかしあなたが開業届を出す時は国税庁ではなく、最寄りの税務署に出すことになります。
厳密にいえば、あなたが個人事業主として働いている事務所や会社の所在地を管轄している税務署です。
副業でも個人事業主の開業届は必要?
最近、会社勤めをしながら個人的に副業する人が増えています。
副業をOKにする企業も増えているため、今の時代は昔と比べたら気軽に副業がしやすい時代といえるでしょう。
副業で個人事業主として働いている分なら、特に開業届は不要と考えるかもしれません。
実際、開業届を出してない人は多いでしょう。
しかし、厳密にいうと副業でも開業届が必要なんです!
出さないでも特にペナルティはありませんが、出しておいたほうが無難でしょう。
開業届がすすめられる理由は、出すことによってお得になることがあるからです。
開業届をダウンロードしたい時
最寄りの税務署に直接行って、窓口で開業届を書いて提出できます。
しかし、時間がない時は税務署に行く手間暇を省きたいでしょう。
そんな時は、webサイトから開業届のテンプレートをダウンロードして郵送することを
おすすめします。
pdf形式で、下記から開業届の用紙をダウンロードできます。
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/pdf/h28/05.pdf
開業届の必要書類は?
もし青色申告をしたいために開業届を出す場合は、開業届の申請書以外にも必要書類があります。
- 印鑑
- マイナンバーカードの控え
- 青色申告承認申請書
最低でも上記3つは必要です。
そのほか、所得税・消費税の納税地の変更に関する届出書、青色専従者給与に対する届出書を提出することもあります。
ちなみに、開業届を出しても、廃業したくなったらすぐ廃業届を出して廃業にできます。
廃業するのはそう簡単じゃないと考えているかもしれませんが、開業届も廃業届も、基本的にとてもシンプルです。
厳格な審査もないですし、手数料もとられません。
開業届の書き方について
初めて開業届を提出するとなると、書き方が心配ですね。
下記のページでは、具体的に書き方を説明しています。
ぜひご利用してくださいね。
https://www.smbc-card.com/hojin/magazine/bizi-dora/legal/practice_notification_writing.jsp