契約解除通知書 雛形【委託業務・無料・クーリングオフ・賃貸・英文・悪質】
もしも取引していた相手の信用がなくなった、悪質な業者だったということなら、契約解除通知書を送りましょう。
商品を購入した場合は、一定の期間であればクーリングオフができます。
クーリングオフ制度によって契約締結後でも解除ができ、支払った金額が返ってくる可能性があります。
ちなみに契約解除通知書は、英語でいうと
NOTICE OF TERMINATION OF CONTRACTとなります。
契約解除通知書を自分で作成する時はこちら
下記には、契約解除通知書の雛形が出ています。
自分で契約解除通知書を準備する場合は、下記からダウンロードしましょう。
https://www.bizocean.jp/doc/howto/140/
契約解除の書類は2種類
業務委託や賃貸契約をしたものの、契約解除したい時もあるでしょう。
そのような時、契約解除する方法には、
- 合意書
- 通知書
の2種類あります。
家賃滞納や納期遅延、商品の欠陥や悪質業者だとわかった時、契約解除を求められます。
契約解除通知書を相手に送れば、契約解除したいという意思表示が法的にできます。
また、クーリングオフの場合は契約解除通知書を内容証明で送るのが普通です。
ただし、相手の所在地がわからないことには送れないですから、所在地がわかっていることが前提です。
契約解除通知書はこんな時に送る
相手の信用状況が悪化した時や、悪質業者だとわかった時、契約解除通知書を送るケースが多いです。
- 賃貸料の滞納
- 納期遅延
家賃が振り込まれないというだけで契約解除通知書を送るのはまだ早いです。
催促をしたかしないかも、法的に重要な部分です。契約解除通知書を送るのは最終的手段であり、催促しても無視されている、催促しても振り込まれないといった時に、契約解除通知書を出せるのです。
何の返答もない場合、契約解除通知書を送りましょう。
契約解除通知書に記載する内容
- 誰が誰に、いつから?
- 実行されない期間
- 催告した日付
- 催告しても支払いが確認できていない旨
- 契約解除したい意思表示
- 明け渡し期間
契約解除通知書は、個人対個人でもありますが、企業対企業のこともありますし、企業対個人の場合もあります。
どのような関係性でも、契約解除通知書の送付は可能です。
正当な理由があり、催告しても何も対応してくれない場合は、クーリングオフができるのです。
委託業務の契約解除通知書を作る時の雛形
契約解除通知書を送るのは、不動産関係や商品購入の時ばかりではありません。
委託業務に係る契約解除通知書もあります。
https://job-q.me/articles/6049
委託業務契約を交わしたものの、途中で契約を解除したい場合は、上記の雛形を使いましょう。
英文で契約解除通知書を作成する時のテンプレート
英文の雛形もあります。
下記を参考にしましょう。
終わりに
いかがでしたか?
契約解除通知書について初めて知った方も多いでしょう。
実は私も最近知りました。
委託業務契約を多数していると、悪質な業者に遭遇することもあります。
こちらは仕事を完成しているのに未払いが続き、催促しても
何も音沙汰がないと本当に困ります。
振込がないということは、私がした仕事への対価が支払われないままということです。
弁護士や司法書士に相談したところ、「契約解除」をするかしないかが
法的にも論争になってくるとのこと。
要するに、私はその悪質業者に契約解除通知書を送るべきであって、
契約解除するからね!という意思表示が必要だったのです。
それをしないまま、自分だけで「契約解除だから!」と思っていても
認められないのです。
法律の世界では、客観的に相手が悪く、自分が正当だと証明できる
行為が必要です。契約解除通知書は証明となる行動になるのです。