今回はウーバーイーツという配達というものにつきものであるトラブルともいえる「配達物がぐちゃぐちゃになってしまう」問題について取り上げます。これは注文者・配達員双方にとって大きな問題ですね。
注文者にとってはお金を払って得た大切な商品のはずなのに、それが期待外れの形で届くわけですから、多少の怒りはこみあげてくると思います。自らの商品がぐちゃぐちゃになってしまっていた場合どう対応すべきなのかについて最初に取り上げます。
また配達員の場合でも、店舗でピックアップしてお届けしてバッグを開けたら料理がぐちゃぐちゃだったり飲み物がこぼれていたりという経験をした人も多いのではないでしょうか。それへの対策もまとめたいと思います。
ウーバーイーツでぐちゃぐちゃだった時の対処方法 寿司
まずは注文者が、料理ぐちゃぐちゃで届けられたときの対応についてです。
配達員に文句を言ったり「どうにかしろ!」という人がいると聞きますが、配達員ははっきり言ってどうにもできません。食べ物を再生したりはできませんので…。ですので、ぐちゃぐちゃで届いた場合は、Uberのサポートの方に電話で状況を報告しましょう。
返金されたり次回使えるクーポンがもらえたりするそうです。ぐちゃぐちゃで届いたものを無理に食べる必要はなく、まず落ち着いてUberのサポートデスクに電話をして状況を伝え、指示を仰ぐというのが適切な方法です。
もし配達員の方で、転倒などで商品をぐちゃぐちゃにしてしまった場合も同じようにUberのサポートデスクに電話をして判断を仰ぐというのが最も有効な対処法といえるでしょう。
また、ウーバーイーツにはこのビジネスの性質上、やはり配達に向かないものも存在します。ぐちゃぐちゃになりやすいものはある意味、ぐちゃぐちゃになること覚悟のうえで注文する必要があるかもしれません。
配達員の経験から言うと、配達員がしっかり固定すれば大抵のものはぐちゃぐちゃになりません。マクドナルドのバーガーなどはもちろん安全だと思うのですが、意外とお寿司などもしっかり敷き詰められているものだと崩れにくかったりします。
ウーバーイーツのぐちゃぐちゃ防止で配達員ができること(食べ物編)
次に配達員側がぐちゃぐちゃ防止のためにできることをお話していきます。
ウーバーイーツの配達員が背負っている大きなカバンの中には、小バッグが入っています。その小バッグは2つに隔てられるようになっています。また、マジックテープが2種類装備されているので、仕切りで等間隔に隔てることもできますし、1:3くらいで隔てることも可能です。まずは、この小バッグの仕切りをうまく活用し、料理の大きさにちょうど合うようにバッグを調整しましょう。
また、多くの配達員がやっていることは「バスタオルを装備する」ことです。バスタオルを小バッグの中に詰め込んでおくことで、衝撃吸収になることはもちろんのこと、バッグの中で料理が動くことを防ぐことができます。
先ほど挙げた仕切りですが、2種類にしかカスタマイズできない(正確に言うと仕切りを使わないという第3の手もありますが)ので、どうしても料理の大きさよりも大きくしか仕切れず、仕切りだけでは大きく料理が動いてしまうということになります。
そこでバスタオルを余った空間に敷き詰めることでその空間に料理が動くことを防ぎ、料理を固定することができます。個人的な経験から言うと、バスタオル2枚ほどあればいいのかなと思います。
私は、仕切りの小さい方(1:3の1の方)専用で細長いタオルを用意していました。実際にやってみて自分の持ち物と相談しながら、うまく固定できる方法を模索していければいいのかなと思います。あと細かいですが、受け取った商品の袋をしばることでかなり固定されますので、是非やってみてください。
ウーバーイーツのぐちゃぐちゃ防止で配達員ができること(飲み物編)
飲み物に関しても食べ物の際と基本的には同様です。仕切りの小さい方(1:3の1の方)をうまく活用しましょう。マクドナルドは二重にふたをしてくれているらしく、ほとんどこぼれることはありません。ただ、あまり配達されることになれていない新規加盟店の飲み物を運ぶ際はやはりこぼれるリスクは高まります。
もし可能であれば、ピックアップする際に、できるだけこぼれないように工夫してもらえないかとお願いしてみてもいいかもしれません。もちろんふたをかえるなどは難しいですが、袋をうまく縛ることで固定したりといろいろ方法はあります。お店と配達員の双方が飲み物がこぼれないように努力する必要があります。
最後に
もちろん配達員の運転が荒いからぐちゃぐちゃになるということもありますが、①お店側の固定方法が悪い、②注文者の近くの道が走りにくい(急激な上り坂など)、などなど様々な要因からぐちゃぐちゃになってしまうものです。
もし、注文者でみずからの商品がぐちゃぐちゃになってしまっていたらまずはサポートデスクに電話をしましょう。配達員でぐちゃぐちゃにしてしまった場合も同様です。そして、配達員も加盟店も商品がぐちゃぐちゃにならないように最大限注意を払う必要があります。
注文者・加盟店・配達員の3者がこの商品がぐちゃぐちゃになってしまう問題へ理解を深め、トラブルを減らしていきたいものですね。