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年金生活者の実態【2015・生活費の平均は・と生活不安の解決策・2017・おひとりさま・老後破綻】

年金生活者の実態【2015・生活費の平均は・と生活不安の解決策・2017・おひとりさま・老後破綻】

年金生活者の実態は、どのようなものでしょうか?

 

生活費の平均はいくらくらいなのか、おひとりさまはどうなのか…。

これから自分も老後を迎えるにあたり、年金生活者の実態は興味があるという人は多いのでは?

 

老後破綻と生活不安の解決策は、どうすればいいのでしょうか。

 

年金生活者の不安や悩みは尽きないでしょうが、その一方で、悠々と生活している人もいるのでしょうか。

 

年金額が減税?

 

本来もらうべき年金額より多くもらっていた受給者がいました。

 

適正な受給のためにも、2013年に年金受給は1%下がり、2014年にはさらに1%減税に、

2015年には0.5%も引き下げられました。

 

年金の過剰受給がなくなれば、物価や賃金は上昇し、その分年金額も上がると考えられます。

 

年金額が上がれば、老後破綻するおひとりさまや世帯も減らせるのではないかという見通しです。

 

その伸びを左右するのが、マクロ経済スライドです。

 

年金生活者の実態の調査を厚生労働省で実施

 

厚生労働省では、年金生活者の実態を調査しています。

 

厚生年金や国民年金を受給している年金受給者を対象として、

 

  • 就業状況
  • 生活状況
  • 世帯状況

 

などの実態調査をしているのです。

 

年金を受給している生活者の中で、年金が果たしている役割をとらえることが目的です。

 

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/nenkin/nenkin/topics/2017/tp1127-01.html

 

今後の年金制度運営のためにも、基礎的な資料を得ることを厚生労働省は目的としています。

 

厚生労働省によると、年金生活者の実態の期間は2017年12月1日から12月28日まででした。

 

年金受給者の生活費の平均は?

 

年金受給者の生活費は、リアルにいくらくらいなのでしょうか?

 

厚生労働省の年金生活者の実態によると、平成29年度の厚生年金保険、国民年金事業の概要で、平均年金は毎月約14万という結果が出ています。

 

当然年金だけでは家庭が成り立たない世帯が多く、年金のほかにも4380円が必要です。

とすると、年金受給者の生活費の平均は、18万~20万前後と考えられます。

 

これはあくまで最低限の生活費ですから、生活費の平均はもっと高いでしょう。

 

老後資金のために1億円が必要というのは言い過ぎですが、

 

年金受給者の生活費の平均として、夫婦で毎月26万以上は考えていたほうがいいです。

おひとりさまの場合ですと、16万くらいです。これは実際に生活している人たちのデータに基づく結果なので、目安として参考になります。

 

 

まとめ

 

夫婦で毎月26万、単身者で毎月16万以上の生活費が必要という目安がわかりました。

 

ですが、高齢者の場合は医療費がかかることも予想されるため、実際は生活費の平均値に加え、もっとゆとりがあるのが望ましいです。

 

どんな暮らしを望むかによっても支出は違ってきますが、もし高齢者の夫婦の場合、年間で312万以上かかるのが普通です。

 

贅沢な暮らしを望めばもっとかかるでしょう。

世帯が受け取る公的年金は、毎月20万以上あれば
いいほうでしょう。

老後のために1億円の資金が必要とは過剰ですが、あるに越したことはありません。

政府は2000万円が必要といって話題になりましたが、実態調査では2000万円では足りないと考えられます。

今後年金受給額はますます減らされるのでは?という将来への不安もありますから、必ずしも年金にばかり頼れないのはいうまでもありません。

やはり現役のうちにギリギリまで働き、コツコツ老後の資金を貯めるのが賢明じゃないでしょうか。

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