再下請通知書【非専任・一人親方・記入例・事業計画書・福島県・様式・3次の場合・元請名】
下請けで何か仕事する時、「再下請通知書」を書くことがあります。
再下請通知書は、自社と下請けとの契約内容を、元請けに報告するための資料です。工事現場における事業計画書のようなものと認識するといいでしょう。
1次下請や2次下請、3次の場合の下請けなどがあります。報告のために再下請通知書を提出するのですね。
主に建築業で再下請通知書を提出する機会が多いです。
工事前に提出する安全書類を、グリーンファイルといっています。
グリーンファイルの作成は当人たちにとっては意外に厄介です。
これまでの記入例を確認しながらなんとなく作成する人も多いでしょうが、記入例をみていてもよくわからないことが出てくるでしょう。
グリーンファイルは書類の種類も多いので、慣れていないと複雑に感じそうです。
書類がいろいろして管理が大変になることも。
しかし、添付書類や入力必須項目についてきちんと心得ていれば、さほど難しくないのです。
ちなみにグリーンファイルの一つに再下請通知書がありますよ。
再下請通知書とは
工事を始める前にグリーンファイルがあるのですが、その一つが再下請通知書です。
安全書類といわれる書類です。
施工体制台帳や施工体系図をはじめ、複数の種類があるんです。
公共工事の場合と民間工事の場合として、下請け契約の請負契約の合計が4000万円以上になる場合は、施工体制台帳を作るのが義務です。
そのうちの一つが再下請通知書なんです。
1次、2次、3次の場合があります。
再下請通知書をベースとして、元請けの建設業者は工事に関わる業者を把握します。
再下請通知書を読み、安全で適切に工事されるかどうかイメージするのですね。
再下請通知書をチェックして問題なければ、実際に工事が実行されるわけです。
もし自社が下請け契約で請け負った工事の範囲内で、下請け業者と契約を結ばなければ
再下請通知書は不要です。
再下請通知書の提出はいつ?
再下請通知書の様式に書き込んで出来上がった!と思っても、提出先がわからなければ進みません。
再下請通知書は、工事を始める前に作成し、提出するところまで済ませておかなければならないのです。
そのため、再下請通知書の作成開始は早めにしたほうがいいえしょう。
工事の途中で何か変更があれば、その都度新しい物を作って提出します。
再下請負契約を結ぶなら、元請け業者から再下請通知書を作成してくださいという通知が
くるでしょう。
その通知を見れば、提出先や期限が出ています。
再下請通知書の提出先がわからなくなったら、その通知を確認すればいいのですね。
一人親方を現場に入れる時の再下請通知書
一人親方と契約するシーンもあるでしょう。
その際は、元請けの請負金額が3000万円以上で再下請通知書の提出義務が発生します。
一次下請けである自社と、自社の下請けの一人親方との契約内容を、元請けに再下請通知書で報告します。
再下請通知書の様式は決まっているため、それに沿って書くだけです。
一人親方との契約書のコピーも一緒に提出いましょう。
再下請通知書の記載例
https://www.kkr.mlit.go.jp/kensei/kensetugyo/pdf/13.pdf
再下請通知書には、元請名も書きます。
再下請通知書の専任と非専任について
専任は、ほかの現場と職務をかけもちしていないということです。
非専任は掛け持ちできます。
福島県の再下請通知書についての案内