今回は「ウーバーイーツは本当に稼げるのか?」という疑問にお答えしていく記事になります。副業としてウーバーイーツの配達員を始めようと思っても、実際にどれくらい稼げるのかというのは不安ですよね。
今回はウーバーイーツの配達員として最も効率よく稼ぐことができるといわれている東京圏の土休日以外の場面にスポットライトをあててお話していきたいと思います。この記事を読んで、実際にどれくらい稼げそうかイメージを膨らませていただければと思います。
ウーバーイーツは稼げないのか?(平日バイトの場合)
まずは平日についてですが、平日はクエストなどが発生する頻度がどちらかというと低いのに加えて、完全に副業バイトとしてやっている配達員は、平日は本業の方にいそしむため稼働できないなどの影響もあって、全体的に配達員の数が少ない傾向にあります。
一方で、それ以上にオーダーが減るのかというとそういうわけでもなく、平日のお昼は会社で勤める会社員がウーバーイーツを使ってランチをとったりしますし、夜は仕事で疲れて帰ってそのままウーバーイーツで夕飯や夜食を注文するということでオーダーが異常に減るということはあまりないのかなぁと思います。
個人的には自転車を使って配達員をしていますが、自分の稼働する東京都区内西部エリア(新宿区・渋谷区・中野区など)で平日になるとリクエストが来ないという傾向はないのかなぁという印象です。
一方で、平日はブーストやインセンティブが出ない傾向にあるので、単純に配達回数を伸ばすということでしか稼ぐことはできません。となると、手取りは土日の方が少ないのか…というとそういうわけでもなく、土日になると配達員が過剰に稼働することでリクエストが回ってこないということがよく起こりますので、そのあたりは実際に稼働してみて感覚を掴んでいくしかないのかもしれないですね。
ウーバーイーツは稼げないのか?(大阪・京都・横浜)
ここからは地域別にお話していきたいと思います。まずは大阪・京都・横浜についてです。大阪・京都・横浜は料金体系的にも東京よりも抑えられているので稼ぎにくい印象があるかもしれません。
実際に、商品の受取りや受渡しで得られる基本料金や、店舗から注文者までの距離に応じて払われる距離料金などは東京と比べるとかなり低く設定されています。ですが、東京は多くをUberが手数料として引いていってしまうので、手取りは500円前後に基本的には収束します。
では、大阪・京都・横浜などはというと、この手数料として引かれる割合が小さく設定されているので、意外にも手取りが多くなります。また、高い倍率のブーストが設定されることも多いので、結果的に東京とその他の地域で手取りに大きな差があるかというと、正直物価の差ぐらいには収まっているのではないかなと思います。
私も秋葉原のサポートセンターで最初の説明を受けた時は「横浜の基本料金などがすごく低いように見えるかもしれませんが、ブーストなどが多く発生するので、まぁ、どちらでも結局は手取りとしては変わりませんよ」みたいなことをサポートセンターにいたスタッフさんから伝えられました。
これに加えてなのですが、大阪や横浜では2019年の8月から「ピーク料金」というものが導入されました。ピーク時には1回の配達ごとに一定の料金が加算されるという制度のようです。エリアであったりレストランであったりにピーク料金が設定されるというもののようで、こちらまだ東京地域には未進出の制度となっています。
これをうまく活用すればもしかすると東京よりも稼げるのかもしれませんね。
ウーバーイーツは稼げないのか?(名古屋・福岡)
次に名古屋や福岡についてです。
これらの都市も基本的には先ほどお話したことと同じことが当てはまるのですが、まだ名古屋や福岡といった地域はウーバーイーツの文化自体が浸透していない地域なのかなぁという印象です。やはり稼げるかどうかは、どれくらいリクエストがあって配達回数を稼げるかにかかっています。
となると、結局はその都市・その地域でどれくらい注文があるか、どれくらいの店舗がこのウーバーイーツという制度を活用しているかにかかってくるんですよね。ですので、東京以外で稼働を検討されている方は、自身が稼働されようとしている地域でどれくらいウーバーイーツが文化として受け入れられているのかを見る必要があるかと思います。
具体的にどうやってみるんだという話ですが、これは注文者用アプリをインストールしてどれくらいの店舗が営業しているかなどを確認するのが最も手っ取り早いかと思います。
ちょっと余談ですが、オーストラリアなどの海外でもウーバーイーツは非常に盛んです。もし、海外留学などをする機会などがあれば、空き時間などにウーバーイーツで稼いでみるのもいいかもしれませんね。
最後に
いろいろとウーバーイーツの配達員は稼げるかどうかについてお話してきましたが、正直実際に稼働してみて、どの地域はどれくらいリクエストが来るかを肌で感じることを積み重ねていかないことには稼ぐコツはわかってこないのだろうと思います。
「習うより慣れよ」ということわざもありますが、(若干乱暴ですが)やはり実際にバッグを背負っていろいろな地域で経験を積んでみるのが、稼ぐのに一番の近道かと思います。