労働保険料申告書【2020年度版の記入例・記入ミスを訂正する・様式をダウンロード・訂正方法】
労働保険料については、企業の人事や経理課がわかっていなければならない項目ですね。
労働保険料とは、簡単にいえば
- 雇用保険
- 労災保険
の二つを合わせた相称です。
賃金をもとに計算されます。
保険料率の決定や、事業主や従業員の免除などもあり、社会保険とは別個の保険です。
労働保険料の申告は、毎年しなければなりません。
企業が計算ツールで計算し、更新していくのです。
労働保険料申告書の様式のダウンロードは、厚生労働省のホームページからできます。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/roudouhoken01/yousiki.html
また、こちらのpdfファイルからモ様式をダウンロードできます。
印刷して手書きで書きこむのに使えます。
http://www.okikenkyo.or.jp/jyoseikin/yousikisyuu/rei/roudouhokennsinnkokusyo(rei).pdf
労働保険料申告書2020年度版の記入例
毎年更新しなければならない労働保険申告書。
記入例はこちらです。
https://legal-script.com/media/labor-37/
労働保険料申告書の提出期限や提出先
労働保険料申告書は、従業員を雇用した翌日から50日以内に提出します。
提出先は、
- 労働局
- 労働基準監督署
- 日本銀行
のいずれかでいいのです。
提出の手段ですが、
- 郵送
- オンライン申請
- 窓口持参
のうち、ご都合のいい方法で大丈夫です。
労働保険料はどのように求める?
労働保険料の求め方には、公式があります。
【労働者の賃金総額×保険料率】
労災保険率と雇用保険率を合算します。
労働保険料申告書の記入ミスを訂正する
労働保険料申告書に記入ミスがあった時、訂正方法はどうすればいいでしょうか。
金額の記入ミスでなければ、訂正方法は難しくありません。
訂正後の文字がわかるように書き直せばいいため、印鑑は不要です。
もし納付金額の記入ミスを訂正する場合は、上記と同じ方法ではいけません。
金額を間違えた場合は、訂正できないのです。
従って、新しい領収済通知書を用意します。
少し面倒ですが、労働基準監督署や労働局から取り寄せできます。
ほかの都道府県の領収済通知書では納付できないため、気をつけましょうね。
労働保険料を分割して払う時
概算保険金額が40万以上になる時は、分割して支払うことができます。
ただし、概算保険料と確定保険料の合計金額が40万以上になっていても、分割では払えません。
概算保険料だけで40万を超す場合のみ、分割に適応しています。
更新の期限は7月10日!過ぎてしまったら…
その年によって期限は若干ずれますが、7月の最初のほうに期限が設定される場合が多いです。
もし更新が期限に遅れてしまったらどうなるでしょうか。
期限からどのくらい経過しているかによっても、実は対処法が違ってきます。
労働基準局や労働局に問い合わせるといいでしょう。
まとめ
労働保険料申告書は、やはり保険料を求めるところが肝心でしょう。
業種によっても保険率が変わるのでややこしく感じますが、労働保険料申告自体はそこまで難しい手続きではありません。
労働保険の概算保険料の申告書は、労働保険関係が成立後あるいは同時に提出します。
成立前には提出できません。